お前ら、犬なんて飼うんじゃない!

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みなさん、どうもご無沙汰しております。ニートです。久々の投稿です。
会社を辞めて二年たちました。そこから鬱で苦しんでいて、最近はだいぶ落ち着いていました。これといって、書くことがなかったので別にいいかなと思っていましたが、少し気持ちを吐き出したくなり、今書いています。

久々の投稿なので誤字脱字はすいません。なんか言葉もうまく出てきません。

10月22日にうちんちの犬ころのラブラドールレトリバーのゴン太君が亡くなりました。11歳くらいなのかな?うちんちに来てからは10年と9か月くらい。
少しこのことを書きたいと思います。画質悪いのあります。ごめんなさい

ゴン太君の名前を決めたのは僕で、将来、箱根駅伝の2区を走りたい、権太坂を走るんだ!から、付けました。

いやー本当に子どものころは、しっちゃかめっちゃかでした。色んなものを噛んで壊すわ、ご飯はめちゃくちゃ食べわ、走り回って突っ込んでくるわで。
マッサージチェアのコードかみちぎられたことも、ティッシュなんておいてあったら、パク、ゴクンで、5,000円札も食べられたこともあったっけな。お父さんが次の日に残しておいた、タラの粕漬けも食われたし、椅子をがりがり噛んでいて「お前より、高いんだぞ!」ってお父さんが怒ったことも

その辺に落ちている木とかも持ってきてガジガジして、よく散歩のときに、おしりから木の破片が出てきたり、時にはどっかから飛ばされてきたビニールを食べて、おしりからつるつるーって出てきたこともありました。いつもちゃんとご飯食べさせているのになっ。なーんでも食べちゃう

散歩がとにかく好きで、散歩コースの最終コーナーを曲がってから、よくラストスパート勝負してました。いつも余裕かまして僕のほうをみて「俺、まだまだいけますよ」感出してました。一度も勝てなかった。やっぱ犬って足が速いんだな

散歩終わりの給水も独特でした

番犬もよくやってくれてました。まあ人が来るとすーぐ尻尾なでてーってやってましたけど

子供はだいたいお世話頑張るっていうんですけど、途中からお母さんとお父さんが結構やってました。僕はかわいがっていたけど、散歩任せたり、ご飯任せたりと、、、

何年前かな、ゴン太君は病気になりました。糖尿病で餌のあげすぎ、散歩不足って病院で言われちゃいました。昔の写真を見るとめっちゃ太ってて、やっぱあげすぎだったんかなと。その時はぐったりしていてがりっがりになって、毎食後にインシュリンを打つ生活になりました。そこからは元気になって、いつもいつも通り元気なゴン太君になっていました。病気持ってるから元気とは少し違うかもしれないけど、前のゴン太君と変わらないくらいでした

2~3年前くらいから、急に眼が白くなってきました。歳をとった犬によくみられる白内障でした。されいこうからかな、おやつを手渡しで渡そうとすると、手ごとガブっていかれそうになりました。まあよく噛まれて、いてってなるんですけどね

1年前くらいか、急に耳が遠くなりました。車が帰ってきても反応が遅れたり、2階から声かけても反応しなかったり。あと、鼻も悪くなったんじゃないかなって思いました。目のせいもあるかもしれないけど、おやつを置いておいても探せなくて、ここだよってやらないとわからなかったり。
目の時もそうでしたが、少し切なかったです。

でも、散歩いつも大好きでした。亡くなる前日まで

亡くなる前日、朝ごはんとおやつもしっかりたべていつも通り元気だなと思いました。その夜、急に小屋から全く出てこないで、ずーっとぐったりしていました。あんなに何でも食べるのに、何も。水すらも飲まなくなっちゃいました。本当に急な出来事で驚きました。少し痙攣していたり、立つこともちゃんとできなくなっちゃいました。お父さんから、今晩で厳しいなと言われました。
でも、何とかこの日は乗り切りました。何度も様子を見て、いつもよりあったかい格好も準備して

次の日、ゴン太君が外に出たがったので外に出してあげました。でも、ちゃんと歩けず、ご飯も食べない。水に口はつけるんですが、口が動かない。頭を上げることですらなかなかできなく、見ているだけで、本当につらかったです。

16時くらいから、庭の隅っこから全く立つこともしなくなっちゃいました。これは本当にやばいなと感じました。そこからずっとそばにいました。体の向きを変えてあげたり、口や鼻を湿らせてあげたり、ずっとさすってあげていました。

19時くらい、さっきまで頑張っている呼吸だったのが、だんだんと優しい呼吸になっていきました。なんかゆっくり終わりに向かっていく感じで。体温も少しずつ下がっていく。また涙がずっと止まりませんでした。伝わっているかわからないけど、今までの思い出をたくさん話しました。その時に、ずっとぐったりで頭を上げられなかったのに、急に座っている僕の膝の上にに顔をのせてきました。そんな泣くなよってことなのか、最後にもっと撫でてなのかはわかりませんが、びっくりしました。多分相当辛かっただろうに、最後の力をすごく感じました。死んでほしくないけど、そんな頑張るなよ、楽になっていいんだぞって思いました。

撫でていて少ししたら、頭をおろしたので、現状報告を親にしにいって帰ってきたら、亡くなってました。ほんの数分で。前日の朝に食べたご飯を全部戻してました。よく見たら、いろんなところにもどしてあったり下痢をした跡がありました。僕が少し外したタイミングでやってたみたいです。僕の目の前ではつらい姿、弱い姿を最後の最後までみせたゴン太君は本当に尊敬、強い、かっこいいなって思いました。
自分は鬱でいろんな人を心配させてきたし、弱音もたくさん吐いてきたけど、ゴン太君は最後の最後まで見せず、貫き通した。すごいな

なぜ、このことを書こうと思った理由は、自分がうつでやめて実家に戻った時、正直家族みんな敵だと思っていました。あの時のほうが頑張っていたとか、弱音ばかりとか思っているんだろうなと、言われたことも。迷惑だろうし、おとなしくどっかで死のうかなと
それでも帰った理由はゴン太君です。家についてゴン太君はいつもと変わらず全力で尻尾を振って僕のところに来てくれました。なんか本当に嬉しかったのと、メンタルはかなり苦しかったけど、僕が欲しいって言って飼ったんだから、最後まで面倒見ることが僕のつとめかと。帰ってきてからはほとんどの散歩をいって、少しいつもと違うコースも行ってみたりしました。楽しかったかな、ゴン太君は

ゴン太君が亡くなって今、喪失感がすごいです。さみしいです。
むこうに行けばまた散歩できるかな、なんてふと、一人でいるとよぎります。
もう少し一緒に散歩したかったですし、冬にまたたくさんの鹿肉が届くからたっぷり食わせたかったです。そして何より、童貞のままでいかせてしまった。一度くらい経験させてあげたかったな

タイトルに戻りますが、お前ら!犬なんて絶対に飼うな!
迷惑かけるし、大変だし、かわいいし、ずっと一緒にいたくなるから。飼うってことはいずれ別れが来るんだから。辛いから飼うな!と、犬大好きな僕が言います

どんなことでも、別れって悲しいなっていう、家族のゴン太君が亡くなった話でした。
ありがとね、ゴン太君

コメント

  1. よっしー より:

    郡司さんはじめまして。ブログを拝読しました。今の自分の状況と似ていて思わずコメント残します。
    初コメントで自分の事をお話することをお許しください。

    家族の一員が亡くなることは本当に辛いと思います。僕の家はネコだったのですが、亡くなった日の翌朝、目覚めた時に「これって現実なんだな」と痛感し、そこから気持ちを立て直せませんでした。

    それと、実は9月に4年近く勤めた会社を辞めて、10月転職しました。
    が・・・合わずに4週間で不登校(出社?)郵送で退職願を出し、現在は無職。
    それ以来、家族も冷たく、自分の車で時間を潰し居場所を確保しています(苦笑)
    そんな中、陸上好きも相まって「郡司選手って今どうしているのかな?」と検索をし、辿り着きました。
    日々、漠然とした焦りが募る中で拝読するうちに、いろいろ共感でき、ホッとする自分がいました。

    とりとめのない文になってしまったのと初対面の僕が言うのもなんですが、お互い体だけは大事に過ごしましょう!

    人生、生きていればどうにかなる!(弟を亡くした経験のある僕の座右の銘です)

    またお邪魔させていただきます!

    • コメントありがとうございます。何を書いてもかまいません、コメントもらえることがとても嬉しいので
      いるときは当たり前でしたが、いなくなると本当に大切だったと気持ちに大きな穴がうまれちゃいますよね

      確かに似ていますね。家族は冷たいかもしれませんが、よっしーさんにもしものことがあったら、必ず心配すると思います。家族はそういうもんだと思います。
      なので、まずは苦しくても暇でも、僕と一緒に生きていきましょう。

      もし、暇で暇でしかないときは、僕も暇で始めて永遠にゲームやっているので雑談でもしに来てください。ゲーム中は口は悪いですが、時間つぶしになればいいかなと
      https://www.twitch.tv/gunchan0403 これです

      いつでもコメント書いていってください!自分は更新頻度がとても少ないですが、ありがとうございます!

    • としき より:

      読んでいて自然と涙が出てきました。
      飼ったことはあるけれど、犬を郡司さんほど愛していなかったかもしれないと思うと、申し訳ない気持ちになったからかもしれません。

      鬱のことも書いてありました。自分は病院に行かない!と決めて、それでもなんとかなったから、そこまで重症じゃなかったのだと思いますが、郡司さんが感じた辛さの少しは共感できる気がしています。

      長距離界の第一線で活躍なさるような方でも、我々のようにとりわけ強みがないような人間と同じように精神的に苦しくなるんだな、と感じたり、
      メディアの取材を受けて、現状を正直にぶち撒けたりする心の強さに
      郡司さんの未来の明るさを感じました!

      駅伝は好きなので東海の黄金世代のことは知っていましたが、正直言って郡司さんのことは存じ上げていませんでした。
      けれど、記事を読んで郡司さんのことをおうえんしたいなと思いました。

      お互いきっといい未来が待ってますよね。

  2. いちこ より:

    Yahooニュースで見てコメント残させて頂きます。
    私は郡司さんと同郷のもので、弟が同級生です。面識はないですが、郡司さんの活躍をテレビで見て家族も盛り上がっていたときに地元からすごい人がでたなぁと思ってました。しかし、辛いご経験をたくさんされましたね。とてもよく頑張られたと思います。
    私も地元を出て社会人になってから合わない会社で無理して働いた後に体調を崩し、会社を辞めて実家に戻りました。その時は周りの人から自分だけ取り残されている気がして、地元で同級生の近況を聞くのも辛いし、眠れない日が続いて、夜に運動公園まで行って1人で座っていたこともありました。
    でもそのときに栃木のきれいな山の景色、朝日、空気が癒やしてくれました。
    郡司さんにとっては愛犬が大きな存在でしたね。実家に帰って家族とも気まずいときに愛犬だけはしっぽを振って出迎えてくれた、とても素敵なエピソードです。
    私も甥っ子が自分の状況や、損得関係なしで、ただ自分という存在だけに喜んで寄ってきてくれたときに嬉しくなり、そこからは地元に帰りやすくなりました。

    ご両親も親だから色々と心配していると思うのですが、家族は最終的には味方です。

    どうか、ここから郡司さんの人生から苦しみが和らぎますように。
    自分の心と体が健康で過ごせることを第一に、生きていればなんとかなりますから(*^^*)

    同郷で似た苦しみを持った方だったのでついコメント残しました。

    これからは辛い思い出は人生の1つとして、郡司さん自身のかけがえのない人生を(*^^*)

  3. ふうき より:

    郡司くん、こんにちは。はじめまして。
    numberの記事を読んで、こちらのブログに辿り着きました。

    卒業後に大変な思いをされ、よくここまで回復されましたね。
    ご本人としては「回復」ということについて、思うことはあるかもしれませんが、
    記事を読ませていただいた私としては、「よくここまで」という気持ちでいっぱいです。

    ブログを見させていただくと、ゴン太くんとお別れされて数ヵ月経ちましたが、
    その後、気持ちの変化はありましたか?少し落ち着いたでしょうか。
    私も物心ついた頃から中学生の頃まで、ゴールデンレトリバーのらんまる君と
    一緒に過ごしていたんので、一緒にいれなくなってしまった寂しさ、とてもわかります。
    いっしょに過ごしていたのは10年ほど前の出来事なのに、郡司くんと同様に
    「犬なんてもう絶対かわない」と思っていますし、今だに夢に出てくると朝、泣いてしまいます。

    ゴン太君への愛情・優しさ、責任感、ブログを読ませていただいて、単純に「素晴らしいな」と
    思いました。又、それらを文字にして人に伝える技術も。
    お会いしてお話ししたことはありませんが、ゴン太くんを10年とすこしの間、
    確かに愛して、責任を持って育てていたことがしっかりと伝わってきましたよ。
    私が言うのなんですが、「人の気持ちを動かせたこと」として、どうかご自身の自信の糧にしてください。

    根拠を文字としてうまく表せませんが、記事を読ませてもらったりブログを拝見させていただいた中で、
    郡司くんは、大丈夫、だと思いました。思うようにいかないことも、先のことが見えなくても
    大丈夫です。

    どうか1日でも心穏やかでいられる日が多く訪れるよう願っています。

  4. 一市民ランナー より:

    郡司さん

     以前からブログの全ての記事を見ていました。
    Numberの記事で「ブログの反応が少なかった」というくだりを読んで、普段コメントをする習慣が無いのですが、直接応援メッセージをしたくなったのでコメントさせていただきます。
    記事の内容と直接関わりがなくすみません。

     郡司さんの東海時代の走りには、とても勇気づけられました。失礼ながら黄金世代の中ではじめは中心と見られていなかった郡司さんが、レースごとに強くなり、中心メンバーとして、毎回外さずに駅伝で活躍する姿を見て、周囲の評価が高くなくても、努力してひっくり返すことは可能なのだと感じ入りました。
     このブログで辛い時期を過ごされているのを知り、陰ながら心配していましたが、少しずつ前向きになられていることを嬉しく思っています。
     
     私は社会人生活が15年ほどになり、活躍していた人が環境の変化などで思うように行かなくなることが意外とよくあることを見てきました。それでも、一度活躍した人は粘りがあるというか、時間がたってもまた這い上がってくることが多いと思っています。
     郡司さんがまたいつか競技者以外の道でも、力強く活躍していかれることを楽しみにしています。

  5. こーじー より:

    コメント失礼します。
    今回ヤフー記事からこのブログに来ました。
    今まで郡司さんの事はなんとなくしかわからなかったのですが、記事を読んでいくうちに、とても親近感が湧いて来ました!
    この愛犬の記事も、まさに自分最近感じたことなので、とても共感しています!
    郡司さん、自分の人生です!
    自分の思うように生きて行っていいと思います!
    1回だけの人生しかないんです!

    色々な経験をすることが素晴らしい人生だと思います!
    これからもブログ楽しみにしています😊

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